理想に合う中古マンションの探し方

まずは費用について考える

中古マンションを購入する際に重要なのが事前準備です。まずは大まかな予算を決めてください。どれだけ気に入った物件と出会っても、予算が合わないなら意味がありません。予算にはイニシャルコストとランニングコストの2つがあります。
まず、イニシャルコストは購入時に必要な費用を指します。具体的には「物件価格」と「諸費用」に分けられます。物件価格については、金融機関の住宅ローンから調達するケースがほとんどです。住宅ローンの借入可能額は年収の5倍程度が適正といわれています。借入金に自費で捻出できる頭金をプラスしたものを購入可能な物件価格の目安としてください。諸費用は物件価格以外に必要な費用です。住宅ローンの保証料や仲介手数料などのことです。
一方、ランニングコストは居住後に継続的に発生する費用のことで、「月々のローン返済額」「管理費」「駐車場代」などを指します。ローン返済額については現在の住居費を比較して許容範囲を設定してください。特に注意が必要なのは「修繕積立金」です。経年によって金額が上がっていくので、それに対する備えを忘れないようにしましょう。

築年数にも注目

中古マンション購入の際に注目すべきなのが「築年数」です。ここで大切なのは「古い＝悪いではない」ということです。一般的に築年数が古ければ古いほど安くなりますが、建設されて数年の比較的新しい物件は相場の変動によって新築時よりも価格が上昇している可能性があります。
築年数は設備仕様にも関係します。築年数が古いほど設備仕様も古くなりますが、リノベーションやリフォームによって一新されているケースがあります。自分の中で許容できる点とできない点とあらかじめ整理しておきましょう。

中古マンションを探すコツ

中古マンションを探す方法としてまず挙げられるのが、物件情報サイトの活用です。エリアや価格帯だけでなく、間取りや築年数などから絞り込めます。東区にある中古マンションを探す際におすすめなのが「ウィル」と「NOVE」です。

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また、気になる物件のより詳細な情報を知りたい人は口コミサイトを活用しましょう。物件情報サイトには掲載していないような情報も知ることができます。ただし、あくまで口コミなので内容を全部信じるのではなく、参考程度にしてください。おすすめは「マンションノート」と「マンションレビュー」です。

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不動産会社で直接聞く

インターネットでも情報を集めることはできますが、直接話を聞きたいという人も少なくないでしょう。その場合は不動産会社に足を運んでください。全国に展開している大手系と地域密着型の地場系があります。どちらを利用するにせよ、大切なのは信頼できる営業担当を見極めることです。人生における非常に大きな買い物になりますので、こちらのニーズに寄り添ってくれるところを選びましょう。