文化のみちがある東区の特徴
文化のみちがある名古屋市東区の特徴を紹介します。周辺のマンションを探している人や移住を考えている人はぜひ参考にしてください。
どのようなエリアなのか
東区は名古屋市の中北部に位置しており、かつては名古屋城の城下町として栄えていました。様々な歴史的遺産・建造物が立ち並ぶ一帯は文化のみちという愛称で親しまれています。特に町並み保存地区に指定されている白壁・主税・橦木エリアは人気です。国の重要文化財などに指定されている建物もあり、名古屋の歴史において重要な役割を担ったエリアであることが分かります。
人口は増加傾向にある
東区は名古屋市内で最も小さい区域です。現時点で人口は約8万4,000人で、これは市内で2番目に少ない数字です。しかし、近年は大規模な宅地開発が行われており、人口は増加傾向にあるようです。地価も上昇傾向で、車道駅や新栄町駅周辺はここ数年で価格が10%以上も上がっています。西南部には企業の本社や支社が数多く立地し、ビジネスエリアとしても機能しています。
レジャースポットも豊富にある
歴史を感じられる町並みを楽しめる一方で、現代的なレジャースポットも充実しています。その中でも代表的なのは「ナゴヤドーム(現:バンテリンドームナゴヤ)」でしょう。名古屋は人気プロ野球チーム「中日ドラゴンズ」の地元であり、シーズンになると多くの野球ファンが訪れます。その他にも「愛知県芸術劇場」や「オアシス21」といった施設があります。スーパーマーケットも点在しており、日常生活における利便性の高さも魅力です。
子育てに適している
東区には全部で9つの学区があります。国立大学法人の付属や私立の小中学校もあり、子どもの教育に力を入れている親世代に人気があります。ファミリー層が多いことから、治安もよく子育てに適したエリアといえるでしょう。
交通アクセスもいい
東区には「JR中央本線」「名鉄瀬戸線」「地下鉄東山線」「桜通線」「名城線」の5つの路線が通っており都心部へのアクセスが非常に楽です。乗り換えが必要なく、所要時間も少ないので都心部に通う際に煩わしさを感じることはありません。また、ガイドウェイバス志段味線「ゆとりーとライン」も通っています。交通系ICカードも利用可能で、守山区方面へ向かう際には非常に便利です。
車を利用する人にも利便性が高く、東区には東新町IC・東片端JCTがあります。名古屋高速道路都心環状線と名古屋1号楠線が通っており、乗り入れや都心環状線に合流する際に便利です。
自然災害にも強い
堅い地盤を兼ね備え、河川や海に対して高い標高に位置する台地を「洪積台地」といいます。
東区は名古屋市中心部にある「洪積台地」のひとつ、熱田台地に属しており、自然災害の際にも液状化現象などの心配がありません。長期に渡って自然災害の被害を受けなかったことも、歴史的遺産が数多く残っている理由として挙げられます。