文化のみちのその他のおすすめスポット

文化のみちの魅力とおすすめマンション

その他のおすすめスポット(2024/02更新)

文化のみちには魅力的なスポットがたくさんあります。ここでは二葉館と撞木館以外のおすすめスポットについて紹介していきます。

その他のおすすめスポット

旧豊田佐助邸

トヨタ自動車創業者の一族であり、発明王と呼ばれた豊田佐吉の弟である「豊田佐助」の元邸宅です。発明に夢中で他のことに関心がなかった兄の佐吉を支え、実業家として名を馳せた人物として有名です。豊田佐吉の邸宅は堀越町にあり、トヨタ自動車創業者である喜一郎とその娘婿でトヨタ自動車初代社長の利三郎の邸宅は白壁町にありました。しかし、現存するのはこの旧豊田佐助邸のみです。旧豊田佐助邸は1923年に建てられ、洋館と和館を組み合わせた造りとなっています。拝観は無料で、ボランティアガイドによる案内も行っています。

主税町周辺

主税町は江戸時代初期に名古屋城が建城された頃、野呂瀬主税が清州から移住してきたことをきっかけに地名になったといわれています。このエリアは多くの中級武士が屋敷を構えており、出格子付きの長屋門が建ち並んでいました。明治時代には三の丸に陸軍第三師団が配置され、当時所属していた桂太郎が住んでいたといわれています。なお、桂太郎は後に内閣総理大臣になった人物です。現在は長屋門から続く堀は撤去されていますが、当時の貴重な武家屋敷門の外観を眺められるスポットとして人気があります。

百花百草

百花百草は1920年に建てられた茶室や書院などを改修した施設です。セルフサービスのお茶と腰かけが設置されており、文化のみちを訪れた人々の憩いの場として機能しています。また、コンサート会場としても人気があります。季節ごとに異なる草花が植えられ、四季折々の雰囲気を楽しめます。

徳川園・蘇山荘

国の登録有形文化財に指定された建物を利用し、昼はカフェ、夜はバーとして営業しているのがガーデンレストラン徳川園・蘇山荘です。風情ある空間でお茶や食事を楽しめるこの場所は、観光客だけでなく地元住民からも人気があります。

カトリック主税町教会

カトリック主税町教会は1887年に士族屋敷を聖堂として改造したものです。東海地方に現存する最古のカトリック教会であり、当時の布教活動において大きく貢献した歴史のある建造物です。敷地内にある信者会館や司祭館などは国の登録有形文化財にも指定されています。

名古屋城とその周辺

名古屋の観光スポットといえば名古屋城です。特に本丸にある絢爛豪華な金屏風は人気のスポットです。戦火で焼失されたものを復元し、2018年に公開されました。また、名古屋城に訪れた人にぜひ立ち寄っていただきたいのが「金シャチ横丁」です。名古屋のグルメを思う存分に楽しめるスポットとして人気があります。

旧春田鉄次郎邸

「旧春田鉄次郎邸」は、「旧豊田佐助邸」に隣接する、陶磁器を輸出する貿易商として成功した春田鉄次郎の自邸です。設計は「関西近代建築の父」と呼ばれる建築家の武田五一によるもの。洋館と奥にある和館で構成されており、昭和22年から昭和32年頃までは米軍に一時接収されていました。現在は、洋館1階部分が創作フランス料理のレストラン(dubonnet)として使用されており、レストラン部分以外の見学は可能です。和風の門をくぐると、玄関へ着くまでのアプローチも和風ですが、少し歩みを進めると、和と洋を足して二で割った様な和洋館が見えてきます。和館の方には、春田氏が実際に使用していたテレビやちゃぶ台など、当日の生活がうかがえる生活用品が展示されています。(レストラン以外の部分を見学する際は、隣接する旧豊田佐助邸の係の方に声をかける必要があります。)またレストラン部分も食事ついでに見学するのもおすすめ。おしゃれで隠れ家的な雰囲気があり、非日常感のある時間を過ごすことができます。(2023/09/07追加記事)

カトリック主税町教会

明治37年(1904年)に建築された東海エリアで現存する最も古いカトリック教会です。カトリック教会の聖堂は木造平屋建て。鐘楼は聖堂より少し早い明治23年(1890年)に建築されましたが、教会前の道路の拡幅工事により昭和40年ころに一度解体・撤去され、その後、平成2年(1990年)に元の姿で、再建築されています。また司祭館はスイス人の建築家による設計で、木造2階地下1階建ての洋風建築。司祭館は、国指定登録有形文化財に指定されています。鐘楼にある鐘は、1890年にフランスのマルセイユで製造されたものです。また、敷地内には武家屋敷(野呂瀬主税氏)の名残りと思われる大きなけやきの木(都市景観保存樹 樹高:19.0m、幹まわり:3.19m)が茂っている他、南フランス、ピレネー山脈の山麓にあるルルドのマッサビエルの洞窟に聖母マリアが出現した様子を模した洞窟が設置されており、この洞窟には富士山の溶岩が使われています。ルルドは、日本各地の教会に設置されており、カトリック主税町教会のルルドは国内では2番目に作られたものです。なおルルドで起きた奇跡は、マリア様のお告げに従い、土を掘ると洞窟の前に清水が湧き出し、この霊泉により難病が治ったそうです。(2024/02/09追加記事)

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